鹿児島県-鹿児島市-眼科-岩下眼科医院-天文館
HOME > 目の病気について
該当する症状をクリックすると病名一覧にジャンプします。
目を使う仕事をするときや物を見ようとするときに、目が疲れやすい、二重に見える、ぼやけてくる、かすんでくる、見ていられなくなるなどの視機能の低下を訴えたりすることがあります。人によって症状の出方はまちまちで、一般的には「疲れ目」とよばれています。
目が赤くなるのは最もよくみられる目の症状のひとつです。「目が赤いから結膜炎だ」と考えられがちですが、一枚に決めつけるのは危険です。もちろん結膜炎の場合が最も多いわけですが、目の奥の失明につながるような重篤な病気の場合もあるからです。また結膜炎といっても、伝染性のものかそうでないのかが非常に重要なことです。
目にゴミなど異物が入ると角膜に傷をつけ、角膜上皮にある三叉神経が多く集まっている知覚神経の末端を刺激して鋭い痛みを感じます。異物の形や附着場所などによって痛みが違いますが、そのままにしておくと角膜の周囲に炎症性の変化が現われ球結膜の充血を起こしたり、痛みがはげしくなり目があけられなくなるなど、日常的生活に支障を来たすことがありますので、できるだけ早く眼科専門医を受診することが大切です。
まぶたの皮ふは最も薄く組織も粗雑なため、ちょっとしたことでもよく腫れてきます。寝不足や疲労、うつ伏せで寝たり、泣いたりした後にまぶたが腫れるということはよく経験することです。ボールが当たる、殴られる等の外傷による場合に顕著に現われますが、病気では、麦粒腫・霰粒腫(ものもらい、めんぼと言われるもの)や結膜炎、目瞼炎、アレルギーなどで起こります。
ゴミなどの異物が入った場合は、まばたきをして涙を分泌し、洗い流そうとしますが、異物がとれずに痛みが続くこともあります。異物(ゴミなど)が入って違和感を感じる場合が多いのですが、何も入っていないのに異物感があるのは角膜に傷がついていたり、角膜の病気であることがほとんどです。眼瞼内反症、睫毛乱生症などが原因になっていることも多く、結膜炎でも異物感のあることがあります。
目がしょぼしょぼする原因は、目を潤す成分 「津液(しんえき:うるおす液体)」の不足によるもので、乾燥した環境、パソコンの作業によるドライアイや疲れ目などと大きく関わっています。
反射的に分泌される反射性分泌と、常に分泌されている基礎分泌があります。角膜に刺激を受けたりすると、反射的に涙が分泌されます。また鼻涙管や涙小管など、涙の通り道がふさがると涙がこぼれ出ます。
目が赤くなるのは、3つのタイプがあります。
- 白目の毛細血管が拡張して赤くなる充血で、まぶたの裏側も赤くなります。目やにや流涙が多く、アレルギー性結膜炎や細菌やウイルスの感染が疑われ、他の人に感染させる可能性が高いものもあります。
- 黒目のまわりが一番濃く充血し、周辺に行くにつれて薄くなるものです。これは、角膜や虹彩、強膜(結膜の下の膜)の炎症が原因で起こり、視力障害を伴うこともあります。
- 結膜の毛細血管が切れて、結膜の下に出血を起こすための赤みで、血管が拡張するための充血と違ってべったりと赤くなります。
目やには皮ふのアカのように生理的な分泌物で、目のゴミをくるんで出してくれる働きがあり、水っぽい涙のような目やに、黄色っぽい目やに、どろっとした膿のような目やにがあります。白く軟らかい糸を引くような目やにはそれほど心配する必要はありません。結膜やまぶたがウイルスや細菌に感染すると、目やにの量が増えます。目やにから他の人に感染をさせますから、目をさわらないようにして、さわった後にはしっかり手を洗い、早めに眼科専門医の受診をすることが大切です。
目がかゆいという症状は、細菌感染、いろいろな刺激から起こるもの、体質によるものなど、症状も個人差があり、まずアレルギー性結膜炎を疑いますが、一般的な結膜炎でも起こり、ものもらいの初期、乾燥によっても起こります。まぶたのふちがかゆい場合は眼瞼縁炎が考えられます。
目にできるしこりは、通常粟粒から小豆粒大のもので、上まぶたに多く発生します。いわゆる「ものもらい」の場合、まぶたに痛みがあり、そこを触ると痛みを強く感じます。
パソコンなどの画面を長時間見つめることによってまばたきの回数が減少した結果起こるもの、乾燥した環境などで涙の量が減少した状態で、角膜や結膜に障害を起こすことがあります。
かすみ眼とは、軽いものは目やにがはったような見え方、重いものはすりガラスを通してみるような見え方ということになります。かすみ眼を自覚するものとしては、ドライアイ、結膜炎、ブドウ膜炎、眼底出血、視神経疾患、脳疾患など多種多様です。
コンタクトレンズで角膜を痛めたときや、スキー場などで紫外線を目にたくさん受けて角膜に炎症を起こした場合によく起こり、虹彩、毛様体に炎症があるときにもこの症状が見られます。透明であるはずの水晶体や角膜が濁ってくると、濁りによって光が錯乱し、まぶしさを感じます。
視野の異常は網膜の病気で起こる症状ですが、初期の症状では、「ものがゆがんでみえる」ケースもあります。また網膜から脳へとつながる視神経の病気、あるいは脳の病気でもこのような症状があります。視力低下や屈折異常により見え方に異常を感じるケースがあります。
「最近、視力が低下してきた」といったように徐々に視力が低下してきた場合、最も多いのは屈折異常(近視・遠視・乱視)による場合です。 40歳以上の年齢で近くが見にくい場合は老視がほとんどです。その他、徐々に視力が低下する原因となる病気はかなり多く、角膜、前房、瞳孔、虹彩、水晶体、硝子体、脈絡膜、網膜、視神経などの病気があれば視力に障害が出てきます。他にこれといった症状がなく、だんだん見にくくなってくるものに白内障があります。急激に視力が低下した場合、眼底、視神経や脳などの病変が原因となっていることが多く、早期に適切な治療を施さないと高度の視力障害を残したり、失明に至ることも少なくありません。
糸クズのようなものや蚊のような黒い小さなものが見えたり、色も黒いものから淡白く不透明なものまで、表現や見え方にいろいろなあるようですが、硝子体に濁りを生じたり、網膜に穴が開いたり剥がれてしまったりするとこのような症状が現れます。加齢に伴う生理的な場合が多いのですが、早期発見が大切な他の疾病の初期症状ということも十分考えられます。急に糸くずのようなものが増えてきたという場合は、網膜剥離や眼底出血が考えられますので、眼科専門医による精密検査・診察を受けることが大切です。

